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どの食材が中国産なのか簡単に見極める方法│スーパー編
毎日の買い物に欠かせないスーパーマーケットだが、実は中国産の食材が至るところに陳列されている。毒ギョウザ事件など不祥事が相次いだことで、生鮮品こそ少なくなったが、加工されたものになるほど中国産が増えていく。

さらに、裏面ラベルの原産地表示では見分けがつかないものも多い。年間に中国から輸入される食品は約400万トン。厚生労働省が輸入食品に行なう検査でも、中国の違反件数(残留農薬や大腸菌の検出など)は278件で1位だ。食品を買うときは、何が中国産なのか見破ってほしい。


青果
生で食べることも多い青果類で最も心配なのが、残留農薬。
日本ではもちろんのこと、中国でも禁止されている農薬がなぜか検出されているのは、今でも使用されているからだ。
中国産野菜は外食産業でも多く使われているので要注意。

長ネギ
日本の種で栽培されており、見た目では見分けがつかない。地中に埋まっている白い部分のみを食べるのが無難だろう。業務用スーパーなどで山東省産のものが売られていることが多い。

にんじん
国内産が年間を通じて出荷されているため、一般のスーパーで中国産を見かけることはあまりない。しかし国産が猛暑などで不作のときは輸入量が増え、店頭に並ぶこともあるので注意したほうがいい。輸入モノのうち中国産が86%(2012年、かぶを含む)を占め、外食産業に流れている。

大葉
中国では日本向けの大葉専門の業者がいる。見た目が良くないと商品価値がないため、農薬を多用する。生で食べるものだけに、よく洗うか、摂取を避けるしかない。回転寿司など外食産業でも中国産が使われていることが多い。

しいたけ
フェンブロパトリンはダニ駆除などに使用される。中国では原木ではなく菌床栽培がほとんどだが、菌床を殺菌するためにホルマリンを使う業者もいる。ホルムアルデヒド(頭痛や吐き気の原因となる)が検出される可能性があるが、日本ではホルムアルデヒドは検査の対象外。

ごぼう
もともと中国ではごぼうを食べる習慣がないので、栽培方法がずさんになりがち。2011年には、中国から輸入したごぼうに泥をつける
などして国内産と偽っていた業者が逮捕されている。検疫面から泥つきでは輸入できない。

にんにくの芽
イマザリルは輸送中の腐敗を防ぐためのポストハーベストとして使われる。芽として売られているが、本当は茎。国内産のにんにくは5月~6月ごろから収穫されるが、実(球根)を食べるための品種なので、茎の部分がスーパーなどに出回ることはほとんどない。

しょうが
BHCは分解されにくく残留性が高いため、日本国内ではDDTとともに1971年に禁止された。過去、国内では稲藁を食べた牛の乳に残留が認められた事例が有名。中国でもBHCは販売禁止とされているが、いまだに貯蔵する際に使用する農家もいるという。

きぬさや
2012年に生協で販売した弁当に入っていたきぬさやからクロルピリホス(殺虫剤)の残留が検出された事例や、2006年に学校給食で使ったものからメタラキシル(殺菌剤)が検出されたこともある。

まつたけ
まつたけは自然に生えているものだが、なぜか中国産からは残留農薬が検出されている。収穫から出荷までタイムラグがあるので、まつたけの中にいる害虫や虫のなどを殺すためにジクロルボスで爆蒸されている可能性があるという。

青果加工品
野菜を加工した食品では残留農薬に加えて、添加物に注意が必要だ。塩蔵野菜として輸入して国内産の材料と混ぜて加工した場合には
「国産」として流通させられることにも注意。



福伸漬
原料となる塩蔵野菜も山菜などと一緒に港に野積みされている。国内メーカーの商品でも中国産を使用したものが多い。中国産の原材料
と周産を混ぜて製造した場合、国産が50%以上であれば、「国産」と表示することができる。

梅干し
サイクラミン酸(チクロ)は砂糖の30倍の甘さをもつ人工甘味料。国内では1969年に発がん性のあることが確認されて使用禁止になったが、中国ではいまだに使用されている。中国産の干し梅からもサイクラミン酸が検出されている。

魚介類
中国産が圧倒的に多いのは、あさりやはまぐりなどの貝類だ。
これら二枚貝は貝毒やA型肝炎ウイルスにも汚染されている。
生で食べるイカやウニからは大腸菌群や腸炎ビブリオも検出。
養殖エビは抗生物質にまみれ、米国が輸入禁止にしたことも。


イカ
大腸菌群は凍結によって比較的死滅しやすいとされるが、完全に死滅するわけではない。冷凍食品のシーフードミックスでも中国産が使用されていることが多い。冷凍食品のイカ天ぷらからもジクロルボス(殺虫剤)が検出された。

タコ
ニ酸化硫黄は漂白や酸化防止のために使用される。輸入量1位はモーリタニア産だが、2位が中国。おでんの具として串に刺したものや、タコ焼き用にカットされたものも輸入されているので、要注意。

エビ
集約養殖のため人工飼料を多用し、エビの糞や汚染水の流入などで水質が悪化。病気が発生しやすいので、多量の抗生物質を与えている。発がん性が指摘されるマラカイトグリーンなどの抗菌剤が検出され、アメリカが中国産養殖エビを輸入禁止にしたこともある。

あさり
平成24年度、厚生労働省発表の輸入違反事例では水産物の中で最も違反件数が多い。中国の海・川は工場排水による重金属類や、畑から流れた農薬などで汚染が深刻化している。残留農薬が検出されたということは、農薬の濫用を示唆している。

うに
生食用の冷蔵ウニから検出された腸炎ビブリオは、河口部沿岸部などに生息する病原性微生物で、腹痛、下痢、嘔吐を引き起こす。1O0度で数分加熱すれば死滅するが、生で食べると食中毒を引き起こす。

ぶり
冷凍の切り身から一酸化炭素が検出された。一酸化炭素は長時間鮮やかな色を保つ目的で使用されるが、国内では食品衛生法で禁止されている。多くはマグロの鮮やかな赤さを保つために使われるが、中国からも少なくない量のマグロを輸入している。


水産加工品
水産物で中国産と頻繁に出会うとすればウナギだろう。
マラカイトグリーンの汚染が有名だが、それだけではない。
また、かまぼこなど魚肉練り製品にも中国産が多い。
すり身を輸入して国内で加工すれば見分けられなくなる。

うなぎ
ロイコマラカイトグリーンは、ウナギの体内でマラカイトグリーン(抗菌剤)が変化したもの。マラカイトグリーンは発がん性が指摘され、中国でも2002年に食用動物への使用が禁止されたが、違反はなくならない。エンフロキサシンも抗菌剤だが、水質の悪い養殖池で病気を防ぐために使用される。中国産を国内産と偽装する事件も後を絶たない。

かにかま
カニかまのように加熱された製品から大腸菌群が検出されたということは、加熱後の汚染が疑われる。すなわち中国側工場の衛生管理に問題があると考えられる。また、日本のメーカー品でも安心はできない。中国から輸入した魚のすり身を国内産と混ぜて製造すれば、輸入モノが50%を超えない限り、国産扱いとなるからだ。

ちくわ
魚肉練り物の原料となる魚のすり身は、中国から多く輸入されている。これを国内産と混ぜて加工すれば、中国産が50%を超えない限り原産地表示の義務がない。つなぎとして小麦グルテンが使われている場合は要注意。中国ではメラミンが混入したことで事件になった。
メラミンは大量に摂取すると腎臓などに結石ができる。

肉類加工品
中国から生の肉を輸入することは禁止されている。
とはいえ加工品は多く入っているので注意が必要。
中でも割合が大きいのはソーセージや鶏肉加工品。
禁止薬物や抗生物質などが検出されているのだ。

ソーセージ
クレンブテロールは肥育目的に使用されるが、中国でも違法。その家畜の肉や内臓を食べて中毒を引き起こした事例が報告されている。人が摂取すると筋肉増強剤になるため、中国で肉を食べた選手がドーピング検査で陽性になったことも。サイクラミン酸はチクロのこと。

ハム
中国からハム、ソーセージ、ベーコンを輸入するには農水省指定の加熱処理施設で加工しなければならない。中国は口蹄疫等の悪性伝染病の発生があるか、防疫体制が十分に整備されていると認められない地域とされているからだ。その指定施設で処理されたハムから大腸菌群が検出されるということは、中国側のずさんな衛生管理が疑われる。


ハンバーグ
牛肉ではなく、玉ねぎやデミグラスソースの材料に中国モノが使用されていることがある。また、有名洋食店の名前を冠した製品には、中国産のマッシュルームが入っていた。モツの煮込みなどにも中国産の材料が使われている。

乾物・茶
乾物系は中国産の占める割合が極めて高い品目だが、長く保存するものだけに、カビ毒による汚染が恐い。
お茶は徳用パックなど安価な商品に中国産が多く、雑穀米に入るハトムギも注意しなければ気づかない。

そば
メタミドホスは「毒餃子事件」で有名になった農薬。国内はもちろん、中国でも2007年に使用禁止になっている。アフラトキシンはカビが作る毒で発がん性が高い。熱に強く、調理しても分解できない。

干ししいたけ
中国産のほとんどが菌床栽培。原木栽培あるいは国産と表示されているものを選ぼう。保存する際、防カビ・防虫のために農薬や二酸化硫黄を使っていると考えられる。

とうがらし
日本はとうがらしの約80%を中国からの輸入に頼っている。湿度や温度が高くなる季節は違反事例が増えることが懸念される。七味に入っているものも中国産が多い。

きくらげ
国内で流通しているもののほとんどが中国産。横浜市の小学校給食で使用される予定だったものから、フェンプロパトリンが検出されたことがある。

ウーロン茶
2012年から13年にかけて、基準値を超えるフィブロニルなど残留農薬が検出され、30社以上が自主回収に追われた。その多くがティーバッグ入りや、徳用商品などだった。

緑茶
トリアゾホスはウーロン茶でも残留例が多いが、日本では使用禁止になっている農薬。中国産は緑茶ドリンクの原料やカテキン抽出用にも使われている。


加工食品
ナポリタンソース

日本で加工された製品でも具のマッシュルームが中国産のこともある。二酸化硫黄は漂白剤や保存料として使用される。中国からトマトピューレを約4万8千トンも輸入しており、これらが加工食品にも使われている。

インスタントみそ汁
具の長ねぎやわかめに中国産が使用されていることが多い。味噌汁だけでなく、もずくスープやミネストローネなど、各種即席スープでも、中国産の具が多いので、注意。

レトルトカレー
具の玉ねぎやにんじんなどに中国産野菜が使われていることがある。香辛料も中国から多く輸入されている。特にカレーに使われるウコンは、中国からの輸入量がインドに次いで2位である。

缶詰
中国産の缶詰はスーパーに多く並んでいる。
アスパラガス、マッシュルーム、果実など、あまり中国産のイメージがないものも多い。
瓶詰では、やはりメンマとザーサイに注意。

マッシュルーム
輸入缶詰のうち中国産がほとんどを占める。二酸化硫黄は漂白と防腐のために使われる。微生物が検出されたということは、中国の工場の衛生状況の悪さが考えられる。

ずわいがにフレーク
これを輸入しようとした会社は即席めんの大手企業。缶詰だけでなく、カップラーメンなどに使用されていることもある。大腸菌群が出たということは、水質汚染や加工過程の衛生環境が疑われる。

味付けメンマ
山菜などと同様に、港でポリ容器に入れられて野積みされたまま長期間置きっぱなしになっているものも多い。ソルビン酸カリウムは保存料として使われている。ザーサイも同様に注意すべき。

お菓子
子どもが口にすることが多いだけに心配な菓子類。
特に中国産のシェアが高いものをピックアップした。
きちんと裏の原産地表示を確認することが大事だが、菓子に使われたはちみつの場合、分からないことも。

せんべい
原材料表示ラベルを見ると「うるち米(中国産)」と表示されている。中国米は、土壌で重金属汚染が広がっているため、カドミウムや鉛を含む場合がある。

むき甘栗
ニ酸化硫黄は防カビ・防虫のために使われる。レトルトパックで輸入されたもの、加熱加圧殺菌されたはずのものから微生物が検出されるということは、中国側の加工工程のずさんさが窺える。

かりかり梅
同じメーカーのものでも、国内産と中国産の両方を使い分けている場合がある。100円ショップなどで売られているものは要注意。
サイクラミン酸はチクロとも呼ばれ、日本国内では使用禁止。

さきいか
サイクラミン酸は発がん性があり、国内では使用禁止になっている。いか類は中国からの輸入が多い。さきいかに限らず、いかを使った珍味モノにも注意が必要だ。

はちみつ
輸入はちみつの約8割が中国産なのに対して、国産は流通量の1割程度。はちみつ自体として売られていることも多いが、菓子・パン類などの原料として使われている場合も多い。

柿ピー
加工したピーナッツは、ほとんどが中国産。カビ毒のアフラトキシンは発がん性があり危険。大量に摂取すると急性の肝障害を起こす。少量を長期に摂取した場合は肝がんのリスクが高まる。


冷凍食品
いまや、お弁当のおかずの定番となった冷凍食品だが、その多くは中国の工場で生産され、完成品で輸入される。
単一素材のものを多く挙げたが、複数素材の製品だと、見破るのは困難だ。ねぎ類、貝類、鶏肉類に要注意だ。

枝豆
茹でる手間が省けるため一気に普及した冷凍枝豆。かつては50%以上が中国産だったが、現在は台湾産に抜かれている。だが、居酒屋などでは中国産を使用しているところも多い。

カットねぎ
刻む手間が省けるため、業務用だけでなく家庭用も売られるようになった。ねぎに残留する農薬だけでなく、大腸菌群が検出されているということは、加工工場の衛生環境が疑われる。

ミックスベジタブル
手間が省けるために普及した商品だが、スーパーに売られているものでも中国産が多い。
基準を超える細菌数も検出されているので、きちんと加熱して食べることをお勧めする。

たこやき
牛乳に混入されていた有害物質のメラミンが、中国産の小麦粉からも検出されて騒ぎになったことがある。2008年には、たこやきからも微量のメラミンが検出されている。

餃子
2008年、冷凍餃子にメタミドホス(殺虫剤)が混入していた事件が発生し、中国産食品への疑念を高めた。その後も大腸菌群などが検出されており、中国の加工工場の衛生環境が疑われる。


エビフライ
養殖のときに与えられた抗生物質が、エビに残留していたとみられる。集約的な養殖システムと水質悪化のため、多くの抗生物質が与えられている。アメリカが中国産の養殖エビを輸入禁止にしたこともある。

アジフライ
加熱前の製品から大腸菌が検出されるということは、加工工場の衛生環境のみならず、魚そのものの汚染まで疑われる。食べる際にはきちんと加熱することが重要だ。

鳥のから揚げ
窓のない鶏舎で限界を超えた量の鶏を育てるために抗生物質などを多用する。フライドチキンからはフラルタドン(抗菌剤)も検出されている。中国産の鶏肉製品は外食産業でも広く使用されている。

とんかつ
クレンブテロールは肉の赤身部分を増やす目的で使われるが、中国でも使用禁止になっている。中国では、投与された家畜の肉を食べて中毒を起こした例も報告されている。

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