目次


お菓子の安全な食べ方
果物の安全な食べ方
主食の安全な食べ方
おかずの安全な食べ方
野菜の安全な食べ方
調味料の安全な食べ方
飲料の安全な飲み方
食品まわりの安全な飲み方

1.主食の食品の安全な食べ方
主食の安全な食べ方 2.

パン
パンの製造に使用が認められている食品添加物は100種類を超える。
パンを買う時は、原材料表示の添加物名をよく確認することが大切だ。中でもとくに注意したいのは、パン生地の改良剤として使われる臭素酸カリウムである。1980年にラットの動物実験で発がん性が確認されたことからパンメーカー各社は使用を自粛していた。
しかし、山崎製パンが使用を開始したのだ。山崎製パンによると、精度な分析技術が開発され、臭素酸カリウムを添加しても最終製品には残留しないことが確認されたためだという。そして、使用した商品には厚生労働省との協議で「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しております」と表示している。発がん性疑惑が消えたわけではないのに、あえて臭素酸カリウムの添加を再開したのはなぜか。
山崎製パンでは「ソフトで歯切れのよいパンができる」「(パンづくりに合わないとされる)国産小麦でも100%国産小麦のパンができ、食樋、給率の向上につながる」とする。天然酵母を使いパンを作るパン工房はこういう「大手パンメーカーは冷凍パン生地を使って、機械でこれて生地の分割もしますが、そうすると、どうしてもパン生地は傷みやすい。そこで、改良剤の臭素酸カリウムが大きな力を発揮します。発酵時間も短縮でき、コストも下げられるわけです」
2007年現在で、臭素酸カリウムを使用しているのは山崎製パンだけで、他の大手メーカーは、使用する予定はないと表明している。


食パン
ビタミンCの表示を確認
「ご飯はもたれるから、朝はパン食」という人も多いでしょう。
トーストにサンドイッチと頻繁に食べる食パンは、なるべく安心できるものを選びたいものです。

安心なパンを買うポイントは、原材料名のところに、「ビタミンC」あるいは「V ・C」と表示してあるものを選ぶこと。
ビタミンCという表示がない場合、イーストフードの成分に「臭素酸カリウム」が入っている可能性があるので、要注意です。

臭素酸カリウムは、以前はよく使われていましたが、発ガン性の不安があるため、最近はあまり使われません。かわりにビタミンCを使うことがほとんどなのです。念のため表示をしっかり確認しましょう。
添加物として乳化剤を使った食パンを見かけますが、だいたい4種類ある乳化剤はどれを使っても不安のないものなので心配はいりません。

さて、臭素酸カリウムが入っていたとしても、トーストして食べれば安心。臭素酸カリウムは、加熱すると無害な臭素カリウムに変わるからです。
また、バターの代わりに「青のり入りバター」を使えば、さらに安心。青のりは、乳化剤などの添加物を無毒化する効果があります。青のり入りバターというのは、市販のバターに青のりを混ぜたもの。簡単に自分でつくれます。やってみれば香りがよくておいしいこと、受け合いです。
なお、「全粒粉」を使った茶色いパンは、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は不安な物質を吸着し、素早く体外に出す働きがあるので、農薬や添加物などの害を防ぐのに役立ちます。

ところで、「輸入小麦でつくったパンは、残留農薬の心配があるんじゃないの?」と質問されることがあります。
そういうときに私は、「気にしなくても大丈夫ですよ」と答えます。
市販のパンは、ほとんどが「一等粉」を使っていますが、 一等粉は、小麦の外皮の部分をとり除いて、中身だけを原料にした小麦粉。ポストハーベスト農薬が残っているのは小麦の外皮の部分だけ。 一等粉に使う中身にまではしみこんでいません。だから大丈夫なのです。

ここがポイント!商品の選び方
実は各メーカーの食パンには決定的な違いがあります。発がん性のある添加物が使われているか、使われていないかです。

袋には、「本製品は品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しております。その使用量並びに残存に関しては厚生労働省の定める基準に合致しており、第三者機関(日本パン技術研究所)による製造所の確認と定期検査を行なっております」という表示があります。この臭素酸カリウムこそが発がん性物質なのです。

ネズミを使った実験では、腎臓に腫蝠を、腹膜にがんを発生させることがわかっているのです。メーカーの意見として、添加する臭素酸カリウムは微量であり、パンが焼成される過程で分解されてしまうので、安全性に問題はないといいます。これを厚生労働省も認めていて、販売を許しているのです。

同メーカーでは、これまで食パンを調べて、臭素酸カリウムの残留量が0.5ppb 以下(ppb は10億分の1を表す濃度の単位)であることを確認したといいます。しかし、ゼロではありません。それに毎日大量に生産される製品をすべてチェックできるわけではありません。機絨の調子や焼成加減で、臭素酸カリウムがもっと残ってしまう可能性があります。
そもそも発がん性のある化学物質をあえてパンに使って、消費者を危険にさらすという企業姿勢が問題です。


クリームパン
クリームパンのクリームに問題あり
スーパーやコンビニで買うことの多い菓子パン。おいしいですね。でも、クリームパンやチョコレートパンなどには、クリームやチョコなどが腐敗するのを防ぐため、保存料の「ソルビン酸K」をはじめ、添加物がいろいろと使われているのです。そのほか、ソーセージ入りのパンやピザ風パン、カレーパンなどの調理パンも、保存料や添加物がけっこう入っています。

しかし、クリームパンでも、ほとんど添加物が使われていないものもあります。やはり、表示をよく確認してから買う習慣をつけることが大切ですね。
ちなみに街のパン屋さんのパンなどは、添加物を使っていないようですが、包装していなければ表示の義務はありませんので、まったく問題ないとは断言できません。

菓子パン(チョコレート、ジャム、メロンパン)
菓子パンには、あんパン以外にチョコレートパン、ジャムパン、メロンパンなどがありますが、いずれも添加物の数が多い点に不安を感じます。パンの製造にイーストフードや乳化剤などが使われるほか、中のチョコレートやジャムなどにも添加物が使われているため、合計するとどうしても多くなってしまうのです。

とくに菓子パンは添加物が多く、トレハロース以降が添加物で、全部で⑧種類にもなります。
中でも問題なのは、保存料のソルビン酸Kの存在です。これは、ソルビン酸にK(カリウム) を結合させたものですが、細胞の遺伝子を突然変異させたり、染色体異常を引き起こすといった作用があり、こうした遺伝子に対する悪影響は、がんの発生と関係があります。ただ、遺伝子に異常を起こさせるからといって、すべて発がん性があるというわけではありませんが、できるだけとらないようにした方がいいでしょう。

楜料のアルギン酸エステルは、正しくはアルギン酸プロピレングリコールエステルといいます。海藻などにふくまれる多糖類の一種のアルギン酸と、溶剤などに使われているプロピレングリコールを結合させたものです。アレルギー体質の人が摂取すると、皮膚発疹を起こすことがあります。

一方、メロンパンは各パンメーカーから出ていますが、菓子パンの中では、比較的添加物が少ない方です。乳化剤以降が添加物で、全部で4種類となっています。
ただし、乳化剤や香料などが、具体的に何か使われているのかわからないので、気になるところです。

あんパン
あんパンは、菓子パンの中では比較的添加物が少ない方です。
ただし、たいていイーストフードが使われています。イーストフードは添加物の塊で、いわば膨張剤の役割を果たします。そのため、機械でもふっくらしたパンを焼くことができるようになるのです。

しかし、パンにガスが多くふくまれるため、フワフワしか、弾力性のない、味わいのないパンになってしまいます。また、イーストフードは16品目あって、通常その中から数品目選んで使われますが、中には毒性の強いものもあるので、不安な面があります。

イーストフードが使われていないものは、弾力性があり、歯ごたえのあるパンになっています。
酢酸は、酢の成分の酢酸に(ナトリウム)を結合させたもので、安全性に問題はありません。増粘剤のペクチンは、りんごやサトウダイコンなどから抽出され
た多糖類で、これも安全性に問題なし。

他にはタール色素の黄4 (黄色4号)と青1 (青色1号)が使われています。タール色素は、その化学構造や動物実験の結果から、発がん性やその疑いのあるものが多いのです。青色1号の場合、2% または3% ふくむ液を皮下注射した実験では、76% 以上にがんが発生しました。
また、黄色4 号は人間に蕁麻疹を起こすことが知られています。
そのため、皮膚科医のあいたでは要注意物質としてあげられています。

使われている漂白剤の亜硫酸塩は簡略名で、実際には亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄のいずれかです。しかし、いずれも胃や腸の粘膜を刺激しやすく、またビタミンの欠乏を引き起こして成長を悪くする心配があります。

惣菜パン
惣菜パンには、「このパンには品質改善と風味の向上のため臭素酸カリウムを使用しております。残存に関しては厚生労働省の定める基準に合致しております」という表示があります。
つまり、発がん性のある臭素酸カリウムが使われていて、同じ問題があるということになります。

通常惣菜パンには、イーストフードが使われていますが、中には使われてないものもあります。そのため、弾力性があり、味わいのあるパンになっています。ただし、調整剤( アルカリ度や酸性度を調整するもので、酸が使われることが多い) な金どの添加物が使われているため、多少歯茎や舌などに刺激を感じ、揚げ油が口に残ります。油に敏感な人は、注意した方がいいでしょう。イーストフードのほか、多くの添加物が使われていることが気にかかります。とくにカラメル色素が使われています。

また発色剤の亜硝酸が使われていますが、これはソーセージに添加されているものです。
亜硝酸は急性毒性が強く、また肉に多くふくまれるアミンという物質と反応して、ニトロソアミン類という強い発がん性物質に変化することがあります。そのため、ソーセージにニトロソアミン類がふくまれている可能性があります。
また、ニトロソアミン類は酸性条件下でできやすいので、亜硝酸が添加されている食品は、食べない方がいいでしょう。



ハンバーガー
子どもたちが人好きなハンバーガーですが、買ってみると包み紙には原材料名が何も表示されていません。それは、店内で調理され、容器に入れられずに販売される食品は、原材料(添加物もふくめて)の表示が免除されているからです。「でも、何で作られているのか知りたい」という人も多いでしょう。

気になるのは、「保存剤」です。
具体名は書かれていませんが、保存性を高める効果のあるものということです。それは、カビや細菌の増殖を抑える働きがあるということですから、人体に悪影響かないのか心配です。ショートニングも多少気がかりで、通常ならトランス脂肪酸がふくまれています。ハンバーガー1個にふくまれる量はわずかでしょうが、食べ続ければ、ある程度摂取することになります。

マスタードには着色料が使われていますが、黄色いウコン色素にまず間違いなく、マウスを使った実験では、肝臓がんの発生率を高めることを示すデータが得られています。
ピクルスには合成保存料のソルビン酸K (カリウム) が使われていて、これが一番の問題です。

これは、細胞の染色体異常を引き起こし、遺伝子の修復能力を失わせることがわかっています。また、ソルビン酸(ソルビン酸K は、ソルビン酸にK=カリウムを結合させたもの)を1%、および2% ふくむエサをラットに80日間食べさせた実験では、肝臓が肥大しました。マウスにソルビン酸を休重I㎏ あたり0.04gを毎日17ヶ月間摂取させた実験では、体重の増加が抑制され、肝臓、腎臓、精巣の縮小が見られました。したがって、これらは、極力使うべきではないのです。

パティで使われているカラメル色素は、色を良く見せるためだと考えられますが、あえて使う必要があるのか疑問を感じます。
ミートソースは、増粘剤(加工でん粉)以降が添加物で、やはりカラメル色素が使われているのが気になるところです。アメリカンマスタードのウコン色素も気になります。

メガマックなる化け物ハンバーガーが、日本マクドナルドから販売されている。
パテ(ハンバーグ)をこれまでの2倍の4枚にして、なんとカロリーは754キロカロリー。2007年のから販売されたが、好調な売れ行きだという。
従来のビッグマック(547キロカロリー)でさえ、その分のカロリーを消化するのには、約16キロメートルも歩かなければいけないのだから、メガマックなら20キロメートル以上は歩かなければ消化できないことになる。
今さらハンバーガーの危険性について説明する必要もないかもしれないが、ここで最近、全世界でヒットした映画『スーパーサイズ・ミー』を紹介しよう。これは、監督自らマックのハンバーガーを一日3食、1カ月間食べ続けた結果を追うドキュメントである。
5日目で監督の体重は4.2キロ増え、18日目には168だったコレステロールが225に。やがて鬱状態になりインポテンツにもなる。だが、ハンバーガーを食べると気分壮快になるので、また食べたくなり食べる。だが、そのうち、食べると吐き気がするようになる。何人かの医師に診てもらうと、そのうちの一人には中毒症状と診断され、「直ちにハンバーガーを食べるのをやめなさい、でないと死亡する」と言われ、監督は人体実験を止めたのである。
マックのハンバーガーは米国人の健康を損ねていると、米国では訴訟まで起こっているが、マック好きの人は、「どんな食品だって三食同じものを1カ月も食べ続ければおかしくなるよ」と、意に介さない。でも、コメを食べ続けてもそんなことはないのだ。


選び方三原則で、安心な米を
最近、秋田・宮城米で水増しした混合米を「静岡産こしひかり100パーセント」
と偽って表示し、県から改善命令が出されたというニュースがありました。残念ながらいまや、ブランド米100パーセントの表示を信用する消費者は少ないのではないでしょうか。

そこで、安全でおいしい米の選び方「三原則」をご紹介しましょう。
一つ、栽培責任者がはっきりわかる米を選ぶ。
二つ、「DNA鑑定で品種管理をしている」と書かれているものを選ぶ。この表示は、たとえば「あきたこまち」の一部に見られるようになりました。
三つ、「新米」表示のあるものを選ぶ。

なお、農薬やダイオキシンで米のモミや外皮(ぬかの部分)が汚染されている心配がありますが、これらは精米の段階でとり除かれるので、あまり不安はありません。心配なのは除草剤。土から吸収され米粒に残っている場合があるのです。
ただ、除草剤は水に溶ける性質があります。
だから、つぎの方法で、不安を一掃、安心して食べることができるようになります。

まず、米をといだあと、しばらく水につけておきます。
夏場なら30分、冬場は1時間~1時間半。
これで、水の中に除草剤などが溶けだします。
つぎに、つけておいた水を捨て、米とほぼ同量の新しい水を加えて炊きます。
なぜ同量でいいかというと、 つけている間に米が水を吸うからです。
米が水を吸う割合はほぼ3割。
炊飯時の水の量は米の3割増しというのが原則ですから、吸水した分の3割を引いて、同量の水でちょうどよいということになるのです。


食品業界には30年ほど前まで、国民の健康を考え、「毎日食べる主食のコメに食品添加物は使わない」という不文律があった。
それが崩れたのは、古米を業務用に利用したことに始まる。溜まる一方のコメの処理に手を焼いた農林水産省は、1975年、古米を業務用に回すことを考えついた。価格は新米の3分の1もしないため、味噌、醤油メーカー、ファミリーレストランなどの外食産業だけでなく学校給食会までが飛び付いたのだ。しかし、古米は低温でなく常温貯蔵で保管されていたため腐敗が早かった。そこで使われたのが臭素である。
臭素は発がん性が問題になっている物質。そんな危ないものが学校給食に出るコメにも使用されていると知った父母は猛反発。臭素のコメへの使用は事実上、禁止になったのだ。
ただ、古米の防腐剤は臭素だけではない。
食品添加物のpH調整剤が防腐効果のために使われ続けているのだ。古米のpH調整剤は、氷酢酸、酢酸ナトリウム(無水)、ポリリン酸ナトリウム、グリシンなど複数の食品添加物が配合されており、古米1キログラムに5グラムほど添加されている(ポリリン酸ナトリウムなどは、過剰にとると、腎臓障害を起こす)。知らないのは消費者だけなのだ。

大豆
節分の日。中には、ちょっと変わったことをする人がいる。寒くて少しだけ戸を開け、「鬼は外」と言いながら天井めがけて大豆を放り投げ、落ちてくるやつを口で受け止め、「福は内」ではそのまま素直に口へ放り込む。後で拾う手間いらず、福をすべて体内に取り込んだつもりの幸せな気分だとか。確かに、節分用の大豆はこんがりと妙ってあって香ばしい匂いが鼻先をくすぐり、一瞬、クラッとなる。麻薬の作用でもあるのか。ひとり占めしたくなる気持ちもよくわかる。

大豆って、フシギな食べ物だ。姿、形も、呼び名のコトバの響きも、すごく地味である。そのくせ実はコメと小麦(パン、めん類)に次ぐ第三の主食なのではないか、と思わせるふしがある。

何しろ味噌汁の味噌、納豆、夏に欠かせない冷やっこの豆腐、油揚げ、ちょっと気取ってゆぱ、庶民派のおから、煮豆、きな粉、そして醤油に大豆油…と、日本型食事では大豆関連がご飯をぐるりと取り囲む。食卓の実力派だ。その大豆が危うい。

小麦
中学一年の冬、学校帰りに腹が空いてたまらない。なけなしのお金でコッペパン1個を買い、友だちと半分ずつわけた。ちょうど雪が降ってきた。ジャム代わりに雪片をのせ、「うめえな」と言いながら食べた。

でも、小学校の給食の食パンはまずかった。ボソボソで、それでも仕方なく、これまたまずい脱脂粉乳を水で溶かした牛乳と一緒に、胃袋に流し込んでいた。
あのコッペパンも食パンも、きっと米国産だったはずだ。米国は第二次大戦中、小麦など食糧の増産に励んだが、戦後、それが大量に余ってしまった。そこで米国政府はその余剰農産物を買い上げ、敗戦国の日本やドイツヘの援助物資にした。

といってもダダではない。それは奇妙な仕掛けになっていた。代金は相手国通貨による支払い、つまり日本の場合、小麦の代金を日本円で日本銀行に積み立てておき、その8割は駐留米軍の費用に充てられ、残りの2割が日本に贈与された。

しかし、それが大変なヒモつき贈与で、つまり使い道が決められていて、1つは日本の防衛産業の育成に充てること。もう1つは、贈与分の一部を米国の余剰農産物・小麦の日本市場の開拓費にする。

おにぎり・すし
手軽さのむこうに不安あり
スーパーやコンビニで人気の「おにぎり」と「すし」。けっこうな添加物が使われているのですが、そのことに気をとめる人は少ないようです。
おにぎりには、保存料の「ソルビン酸K」や着色料の「タール系色素」、甘味料の「ステビア」「甘草」、「グリシン」など、不安な添加物が多く使われています。

一番添加物が少なく安全だといわれる「しゃけおにぎり」でも、不安な「タール系色素」が使われていたりします。
添加物表示をチェックして、不安なものが入ってないおにぎりを選んでください。

また、すしですが、これまた不安な添加物が多い。スーパーやコンビニのすしは、あまり頻繁に食べないのが無難のようです。ちょっとふところは傷みますが、おすし屋さんで食べるのが、やはり安心。

近頃、コンビニエンスストアで売られているおにぎりの評判はなかなかのようだ。
あまりのおいしさに、新米を使っていると思っている人もいるかもしれない。だが、大半は業務用の古米である。その古米を新米の味に近づける「魔法のクスリ」があるのだ。
精米段階で噴霧する「精米改良剤」(乳化剤のグリセリン脂肪酸エステル、保温剤のプロピレングリコールなどが主成分)がそれだ。また、古米の臭いを消したり、ツヤを出したりする「炊飯改良剤」(グリシンなどアミノ酸類が主成分)も使用されている。
つまり、「合成保存料・着色料不使用」と表示するのが定番となっているおにぎりだが、だからといって添加物の不安がなくなったわけではないということである。
「炊飯改良剤」に使われている添加物のグリシン(調味料)については、飼料に10%混ぜてラットに与えたところ、発育の遅れ、白血球の減少が見られたという研究報告もある。
また、「コンビニおにぎり」の塩分が濃いのは、添加物のナトリウム塩による。塩分制限されている人は、要注意である。


弁当
みそ汁やサラダを一緒に
持ち帰り弁当とは、いわゆる「コンビニ弁当」。
忙しい現代生活では、何かと便利。ずいぶん利用する人が多くなりました。
しかし、弁当の裏の表示を見ればわかるとおり、まるで添加物の見本市。思わず、「う―む」とうなってしまいます。添加物の少ない持ち帰り弁当は、まず見当たりません。

またカツ、唐あげ、ハンバーグなどのおかずは脂肪分が多く、しかも質のよくない油を使ったものがけっこうあります。のり弁、しゃけ弁、カレーなども、味が濃く塩分が多いので注意したいところ。それに、全体的に野菜不足です。

なお、持ち帰り弁当の容器には、「ポリカーボネート製」のものがよく見られます。
環境ホルモンの「ビスフェノールA」が溶けだす不安があるので、そのまま電子レンジであたためないこと。あたためるなら、陶磁器のお皿か、ポリプロピレン製の容器で。
包装米飯は、パック詰めで売られている白いご飯のことですが、これも、原材料に、健康への害が心配される添加物のグリシンが使われていたりします。安心はできません。

そこで、しょっちゅう弁当を買うという人に、不安解消のアドバイスを。
まずは、弁当だけでなく、みそ汁やサラダを一緒に食べる。職場でお昼なら、インスタントみそ汁でも十分です。食後にりんごとくれば、安心度はぐんとアップ。
カルシウムやビタミンC、食物繊維などが、添加物の害を防いでくれるのです。

数年前、銀ザケ養殖の実情を取材しに、三陸海岸の漁港に隣接する魚市場に行ったところ、尾びれが切れたり、背骨が曲がっている異常な銀ザケが多数出ていた。これは、餌に混ぜて与えている病気予防の抗菌剤の影響ではないかとも指摘されている。
市場では異常のある銀ザケは別のトレーに集められ、小型トラックで業者が引取りに来る。トラックの行く先は漁港近くの切り身業者。業者に聞くと、「背骨が曲がった銀ザケは網ずれで起きたもので、安全性に問題はない、俺は食べないけどね。これらは切り身にして仕出し弁当屋がシャケ弁にしている」と、はっきり答えたのには驚いた。
ところで、仕出し弁当の偽装ということでは、もう一つ顕著な例がある。
07年7月に1日約8000食を作る大阪の仕出し弁当屋が、賞味期限を7カ月も過ぎた白身魚(イボダイ)を弁当の食材に使い、食胡衛生法違反で摘発されているのだ。
この業者の倉庫からは2年9カ月前の冷凍厚焼き卵のほか、コロッケ、ミートボールなど賞味期限切れ冷凍食品が約50品目も発見された。
「あの仕出し弁当屋は安いので有名でした。手付かずで残った弁当の食材もそのまま冷凍保存して使っていたようです」とは、関西の同業者の弁。
異常なサケを使うのは、ダダ同然の原料で儲けを出すため。サケは決まった量の確保が難しいため、日替わり弁当などを作る仕出し弁当屋にはぴったりなのだ。もちろん悪徳業者に限ったことではあるが。食中毒を起こす仕出し弁当屋が後を絶たないのも、こうした賞味期限切れの材料を使ったりするようなことも関係しているのだろうか。

スパゲティ
10分近くゆでるから安心です
最近では、シコシコとしてこしの強い「デュラムセモリナ100パーセント」のスパゲティが増えました。

デュラムセモリナとは、デュラム小麦を粗挽きした小麦粉のこと。セモリナとは「粗挽き」の意味です。デュラム小麦はスパゲティに適した小麦で、もともとはイタリア産。最近はアメリカ産やカナダ産のものも増えてきました。
一時は、チェルノブイリ原発事故の影響で、イタリア産のものは放射能の不安がとりざたされましたが、いまはその心配はまったくありません。
添加物の心配もなし。

スパゲティは10分近くゆでますから、もし不安な物質が入っていたとしても、お湯の中に溶けだしてしまいます。だから安心。
ただし、ゆでて売られている袋入リスパゲティの場合は、リン酸塩を使っているものは選ばないこと。
これも、そのままフライパンで炒めたりせず、一度サッとゆでこぼせば安心です。
それから、よくチーズをスパゲティにかけますが、安全面からいってもよい方法。
チーズはカルシウム、ビタミンA、Bなどの成分が多く、添加物の無毒化に効果大なのです。

シリアル
カルシウムやタンパク質不足に注意
コーンフレークなどのシリアル食品。忙しい朝のメニューとしてすっかり定着しました。これからは、子ども向けだけでなく、 一人暮らしのお年寄りの食事としても、注目されることでしょう。幸い、不安な添加物はありません。
ところが、ここにきて、遺伝子組み換え食品の不安が出てきました。

食品表示にたまに登場する「コーングリッツ」。
これはトウモロコシの粉の一種であるがゆえに、材料となるトウモロコシが遺伝子組み換えの食品かもしれないという不安があるのです。
01年からは、コーングリッツにも遺伝子組み換え食品かどうかの表示をつけることが決まっていますが、いまのところ、不透明食品。

安心なシリアル食品は、オーツ麦主体のもの。
このタイプのシリアル食品を選ぶのが安心です。さて、シリアル食品の欠点は、カルシウムやタンパク質が不足しがちなこと。
だから、牛乳をたっぷりかけて食べるように

ここがポイント!商品の選び方
とても健康的でビタミンAや鉄などの栄養強化剤以外の添加物は一切使われておらず、各種のビタミンがふくまれ、しかも食物繊維が豊富なため、お腹の調子を整えるトクホ(特定保健用食品) なのです。

箱には、「食物繊維の豊富な全粒小麦と小麦ふすま(ブラシ)を原料にしていますのでおなかの調子を整え、便通を良好にします」という許可表示があります。

一方、注意が必要なものには乾燥果実や乾燥野菜などが使われていて、一見良さそうに見えるのですが、漂白剤の亜硫酸塩が使われているという問題点があります。亜硫酸塩は簡略名で、実際には亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄のいずれかになります。亜硫酸ナトリウムは毒性が強く、人間の場合、4g飲むと中毒症状を起こします。また、亜硫酸塩は、ビタミンの欠乏を引き起こして成長を悪くする心配があります。水に溶けると亜硫酸ができて、それが胃の粘膜を刺激することもあります。

そして乳化剤、さらに酸味料が使われているのが気になるところです。乳化剤は水と油を混じりやすくするもので、通常は危険性の高いものは使われていません。しかし、何か使われているのか表示されていないので、不安な面があります。


カップラーメン
お湯を2度注ぐテクニック
日本のジャンクフード(くず食品)の代表といわれるカップめん。時間がないときの食事のかわり、子どものおやつ、受験生の夜食と、さまざまな場面で利用されています。

ところで、このカップめん、なんだかんだと危険がいっぱい。
安全に食べるためには、注意と工夫が必要です。
まず、不安点について。
食品添加物で気になるのは、結着剤・品質改良剤の「リン酸塩」。たくさんとると骨を弱くし、鉄分の吸収の邪魔をして貧血をまねく不安が指摘されています。

最近では、あまり使われなくなっていますが、要注意。「植物タンパク」「増粘多糖類」も気になります。原材料名に表示はなくても、植物性タンパクそのものにリン酸塩が添加されていることが多いのです。増粘多糖類には、発ガン性の不安がある増粘剤の「カラギーナン」が使われている可能性があります。買うときは、リン酸塩、植物性タンパク、増粘多糖類の表示がないものを選びましょう。少しでも安全に食べるには、「熱湯を注いだら、一度そのお湯を捨てること」。

そのために、めんと調味料とかやくが別々になっているカップめんを選びます。
紙容器の場合は、調味料とかやくをとりだし、熱湯を注いで1分たったら、いったんお湯を捨てます。これでかんすいなどの添加物がお湯に溶けだして、不安をかなり減らせます。調味料とかやくを入れ、ふたたびお湯を注ぎます。3分マイナス1分、3分たったらできあがり。

発泡スチロールの容器の場合は、調味料、かやく、めんをぜんぶ容器からとりだし、めんを丼などに移しかえます。熱湯を注いだら、お皿でふたをします。あとの作業は紙容器の場合と同じ。
容器を移しかえるのは、熱湯によって環境ホルモンが溶けだすのを防ぐためです。

世界中に普及した日本発の代表的食品、「インスタントラーメン」。
だが、インスタントラーメンの歴史は食品添加物の歴史とも言える。
インスタントラーメンが初めて登場したのは昭和33年、高度成長時代に突入しようという時だった。
それまで食品添加物は50品目程度しか指定されていなかった。しかし、インスタントラーメンの普及に伴い、急速に指定品目が増えた。1960年から一年間で70品目が許可されたのである。そのほとんどの添加物がインスタントラーメンとパンの製造に使われるのである。「朝一番早いのは?パン屋のおじさん」という唄があったように、町のパン屋さんは朝早く、その日のうちに売れるパンを作っていたから、食品添加物など必要としなかったのだ。
だが、添加物の指定品目が増えたこの頃、パンも大企業が製造を開始、町のパン屋さんがあっというまに消えていっている。
大手企業のパン同様、インスタントラーメンも食品添加物なくしては存在できないものだ。
20年前、大手インスタントラーメン会社の製品開発部長が、「自分ががんになったのは、インスタントラーメンに使用される添加物のせいだ」として、週刊誌で告発したこともあったが、インスタントラーメン企業の隆盛は相変わらず続いている。
そして、国が指定する食品添加物の数は、今では、1500品目に達している。

ここがポイント!商品の選び方
「安心して子どもに食べさせられるカップラーメンはないものか?」と思っているお母さんも多いことでしょう。私も常々そう思っていて、今回探してみたのですが、なかなかありませんでした。

そんな中で、まあマシかなといえるのが、めんを油で揚げていないこと。そのため、有害性のある過酸化脂質の量が少ないと考えられます。そして、カラメル色素をふくんでおらず、添加物の種類が少ないことです。試食をしてみましたが、ノンフライめんなので、油揚げめんのような独特の油臭さがなく、スープも比較的サッパリしています。

問題があります。それは、容器が発泡スチロールでできていることです。そのため、熱いお湯を入れると、微量ながら発がん性のあるスチレンが溶け出してくることがあるのです。したがって、めんを瀬戸物などの容器に移してからスープを入れて、お湯を注ぐようにしてください。

一方、紙容器の場合はその心配はないのですが、油揚げめんのため、強烈な油臭さがあり、過酸化脂質も多くできていると考えられます。
また、添加物の種類が多く、カラメル色素もふくまれています。
私は何度も試食したことがありますが、いつも胃に刺激を感じ、肩から腕にかけて灼熱感を覚えました。それから、食べ終わった後には、なんともいえない不快なにおいが部屋中にこもります。「こんなにおいのするものを食べていたのか」と、愕然とするくらい、嫌なにおいです。不快なにおいのするものは基本的に体に良くありません。

これらのことは、ほかのカップラーメンにも当てはまることです。
そのため、カップラーメンを子どもに食べさせるのは、できるだけやめた方がいいでしょう。


カップ焼そば
スーパーやコンビニに行くと、カップラーメンやカップうどん・そばと並んで、カップ焼そばを見かけますが、どれもオススメすることはできません。
なぜなら、いずれも油揚げめんであり、添加物もひじょうに多いからです。しかも、カップ焼そばはソース味が多いので、色を濃く見せるために、カラメル色素が使われています。

そんな中で、ましなのが塩味系のもので、カラメル色素が使われていないので、ほかの製品に比べて、少しだけマシだといえるでしょう。
なお、焼そばにふくまれているクチナシ色素は、クチナシの実から抽出された黄色い色素で、昔から栗などの着色に使われてきました。ただし、ラットに体重1㎏あたりクチナシ色素0.8g を口から与えた実験では、下痢を起こして、肝臓が出血して、肝細胞の壊死が見られました。かなり大量に与えた実験なので、食品に微量添加された場合、どんな影響をおよぼすかはわかりませんが、気になる実験データではあります。

増粘剤のグァーガムは、マメ科グァーの種から得られた多糖類です。ラットにグァーガムを1gふくむエサを91日間食べさせた実験で、体重の増え方が悪くなり、腎重量と血糖値の軽い減少が見られました。
それから、発泡スチロールの容器の場合、熱いお湯を注ぐと、発がん性のあるスチレンがppb (10億分の1を示す濃度の単位)レベルで溶け出すことがわかっています。

ポリプロピレン製の容器はスレンが溶け出すことはありませんが、多くの製品はすべて発泡スチロールが使われています。


インスタントラーメン
インスタントラーメンの問題点は、まず添加物がひじょうに多いこと。それから、めんを油で揚げているため、油が酸化して過酸化脂質ができていることです。過酸化脂質は、有害性があります。そのため、添加物と過酸化脂質との複合作用によって、胃腸が刺激され、人によっては、ピリピリする、もたれる、張る、鈍痛がする、あるいは下痢を起こすなどの症状が現れることがあります。また、L- グルタミン酸がたっぷり添加されているので、顔から腕にかけての灼熱感、さらに動悸を感じる人もいます。したがって、これらの問題が少ない製品をお子さんには選んであげたいものです。

ちなみに、かんすいはラーメン独特の風味や色合いを出すための添加物で、炭酸ナトリウムやリン酸カリウムなど16品目の中から、1品目以上を混ぜたものです。それほど毒性の強いものは見当たりませんが、かんすいを多くふくむめんを食べると、口に違和感を覚えたり、胸やけを起こすことがあります。

安全なものはめんを油で揚げていないものです。生めんに近い味がして、過酸化脂質の量も少なくなっています。ただし、カラメル色素が使われているものはご注意を。


サンドイッチ
手づくりしたほうが無難
コンビニやスーパーなどで売っているサンドイッチ。具だくさんで種類もいろいろあり、昼食やおやつに食べる人も増えているようです。
でも、ちょっと裏を見て原材料名をチェックしてみれば、不安な添加物のオンパレードです。
具のほうに、添加物がいろいろと使われているのです。
「カゼインNa」が入っていれば、牛乳アレルギーの人のアンルゲンとなるので要注意。

「グリシン」もいろいろな加工食品に使われていますが、不安のある添加物。
調味料として、保存料として、油の酸化を防ぐので酸化防止剤として、食塩や酢をなじみやすくするために…などなど、グリシンを使う目的はさまざまです。
不安なのは、モルモットを使った実験で、「筋緊張の消失」や「一過性の完全麻痺、虚脱」が見られたという事実。


ゆで麺、生麺
生麺というと、何か新鮮で添加物も使っていないと思っている人が多い。
でも、実は、その逆である。「生」という表示がされているほうが、添加物の役割は大きいのである。
かつて「添加物の神様」とまで言われ、『食品の裏側』の著者である安部司氏は、週刊ポスト誌(「食卓の危機第三弾)で、その体験を語っている。
「私が実際に関わった話です。老舗のウドン屋が支店を出したが、店員が育たずまったく流行らない。私はご主人に添加物を薦めました。『麺にグルテンを入れてコシとツヤを出します。乳化剤、リン酸塩も有効。酸味料を使えば切り口がきれいになる。つゆはかつおエキス、粉末醤油、着色料で簡単に作れます』と。その通りにした店は急成長し、今では三号店、四号店も出来ています」
麺類では、つゆにも注意しなければならない。5月の連休時、埼玉県秩父の手打ちウドンで有名な店に家族で行ったことがある。
確かに、ウドンはコシが強くて、良いウドン粉を使っているとわかるが、鰹節の香りが強すぎる。それで、店の人に妻が「つゆには化学調味料か何か使ってるのですか?」と、聞くと、「いえ、使ってません」と、言うのだった。
勘定を済ませて、偶然、店の裏側に出たらびっくり仰天した。
なんと、業務用濃縮ダシの空瓶がゴロゴロしていたのだ。


チャーハン
喫茶店でコーヒー付きチャーハンや洋食ピラフセットなどで、昼食を済ますサラリーマンが多い。スープ付きで、昼食セット700円前後という安さのためである。
この安さでも利益を出せるのは、原価を安くする秘密があるからだ。
それは、インスタントのチャーハン。
実は、プロが利用する専門スーパーでは、このインスタント「チャーハン」が一番の売れ行きなのだ。それを何十袋も買い出し人が買って行き、何食わぬ顔で、店で出すのである。インスタント「チャーハン、この原材料は、コメ、野菜、焼き豚、卵、塩、醤油だが、コメは間違いなく古米で、古米臭さを消す炊飯改良剤(核酸系調味料など)が使われている。
あるメーカーの炊飯改良剤には「冷えてもパサパサせず、おいしさが持続する」とある。
まさに業務用チャーハンにぴったりだ。
その他、添加物を含めてびっくりするほどいろいろなものが使われている。チャーハンの袋に書かれてあるのは、デキストリン(増粘安定剤)、でんぷん、豚脂、しょうが、ペースト、チキンエキスパウダー、帆立エキスパウダー、酵母エキスパウダー、粉末卵白、香味油、アミノ酸等、pH調製剤などなど20種類近くに及ぶ。
もし、外食チャーハンで原材料表示などしようものなら、いくら安くても、注文する客は激減するに違いない。




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