目次

1.古米もたちまち新米に
輸入米に添加剤を入れて日本人好みに変身
外食産業のなかでも、いまご飯類の需要が伸び始めています。「ほっかほっか亭」などの弁当屋、コンビニのおにぎりや弁当類、ドライブインから郊外のレストランにいたるまで、ご飯は目玉商品になっています。

ご飯専門の炊飯業者もできて、配送しています。この外食用ご飯に炊飯用添加剤がさかんに使われ、魔法の薬と呼ばれています。この薬を使えば、古米もたちまち銘柄米、徳用業務米(五等米)もコシヒカリに変身してしまいます。見栄えを良くし、食味を改定し、古米の匂いを消し、粘りを出し、つやを良くし、ふっくらさせ、保存を良くする、香りを良くする、口あたりを良くするなどさまざまな薬品が使われています。これらの炊飯用添加物は、家庭で使用されている「五目寿司の素」や「焼飯の素」と異なってすべて業務用です。一般には考えられません。

チェーン店の弁当、コンビニのおにぎり、スーパー、ドライブイン、旅館、会社や病院の給食などで消費者には使われていること自体がわからないまま、知らないうちに魔法の薬と言われる添加剤を食べさせられているのです。
関係企業が特にねらっているのが、輸入米に添加剤を入れて日本人好みの味を作り出すことです。

関係者は「タイ米、オーストラリア米などの輸入米を用いた実験では、日本のブランド米に近い味を出せるところまできている」と誇っています。主食の米にまで添加物を入れて、国民を総添加物漬けにするねらいには十分気をつける必要があります。


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